カテゴリー : ESP学生時代 | Web掲載日 : 2006年2月17日 | No.0120 |
タイトル : アコースティックギター トップが、はがれた | ||
自宅工房作業 オリジナル・エレキギターの試作、 漆塗り、ボディと平行してネックも始めています。 ネックは、マホガニー、メイプルという2種類の木を サンドイッチ接着して作っているのですが、 初回の漆を塗って乾燥させたら、マホガニーとメイプルの 木の収縮(膨張?)具合に違いがあり、段差ができていました。 むむ〜ん。漆は湿度80%のむしむし状態で、 初回はテレピン油で薄めて塗って、木に吸収させるんです。 どうも、木それぞれの、吸収の具合が違ったようです。 なので、できた段差がなくなるよう整形して 再挑戦しました。 ネックは演奏者が一番触る部分なので、わずかな段差でも 気になってしまうところです。 慎重にいきます。 ギター製作学校 長いことやっている「アリ継ぎ加工」ですが、 今日は今までに無く完璧な状態になったので、 先生に大喜びで見せにいきました。 したら、「あれ、ボディを叩いた音が変だね…。」 と言われ、確かに叩いてみると、びびり音がしまして、 ボディ内部のブレーシングを触りながら叩いてゆくと、 どうやら、ブレーシングが剥がれかかっているらしい、 ということが分かりました。 うあー、今日はネックを接着して満面の笑みで帰路に着く予定 だったのに…と思いつつも、内部のブレーシングを 再接着するための治具を作り、さらによく調べてゆくと、 ブレーシングではなく、トップの板が横板から浮き上がってしまうことが判明。 再接着しました。 ![]() まあ、完成してから剥がれが分かるよりはイイかと思いました。 |
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