Guitar-brand-logotype ギターロゴマーク01 Guitar-brand-logotype ギターロゴマーク02 Guitar-mobile-Quick Response-code
News Lineup Atelier Wallpapers Profile Link
YouTube Blog Goods Sale Contact site map

Guitar Blog Archive of Vita Guitala's

カテゴリー : ESP学生時代 Web掲載日 : 2005年10月25日 No.0033
タイトル : アコースティックギター ブレーシングのスキャロップ
自宅工房作業

試作オリジナルギター、インレイなどのちょっとした隙間などを、
ルーペめがねをかけて探して、エポキシや瞬間接着剤で埋めたり…
細かいネックやヘッドの修正をしていました。

学校の作業のために、ノミをよーく研いでおきました。


ギター製作学校

アコースティックギターボディ表板のブレーシング(骨組み)を削りはじめました。
この作業を、スキャロップというそうです。

接着したままのブレーシングは、断面が長方形です。
このままでは質量がありすぎて、ボディの板がうまく振動しないのです。
なので、薄くしたり、断面を三角形にしたりします。

先生に「ちょっと削ったら、ボディをこんこん叩いて音を確認してみて。 
けずってゆくと、音がだんだんとかわりますよ。」
と言われたので、断面が長方形のときからコンコン叩いて、
少しづつノミで削ってゆきます。

削る前の音は、「コンっ」と叩いたあと、「ん…。」 と少し音が伸びるかんじでして、
写真の状態まで削ったあとは、
「コンっ」の音が少し高い音(カンって感じ)になって、
「んんん〜〜。」と残響が伸びるかんじになってきたのです。

うおお〜! おもしれー!!

上手な人は、このコンコンで、ギターが完成したときの音がイメージできるそうです。
ぼくにはまだわかりませんが…
…明らかに音が変わるのがわかるし、ブレーシングというのは
「スプルース」というやわらかい木でして、
とても気持ちよく削れて、それだけでも楽しいくらいです。

guitar-brace

今までギター作りを学んできたなかで、今日の作業は一番楽しいとおもいました。


<< Older このカテゴリーページへ Newer >>

ブログアーカイブ インデックスページへ

© Vita Guitala's® Japan All Rights Reserved.