カテゴリー : ESP学生時代 | Web掲載日 : 2005年10月25日 | No.0033 |
タイトル : アコースティックギター ブレーシングのスキャロップ | ||
自宅工房作業 試作オリジナルギター、インレイなどのちょっとした隙間などを、 ルーペめがねをかけて探して、エポキシや瞬間接着剤で埋めたり… 細かいネックやヘッドの修正をしていました。 学校の作業のために、ノミをよーく研いでおきました。 ギター製作学校 アコースティックギターボディ表板のブレーシング(骨組み)を削りはじめました。 この作業を、スキャロップというそうです。 接着したままのブレーシングは、断面が長方形です。 このままでは質量がありすぎて、ボディの板がうまく振動しないのです。 なので、薄くしたり、断面を三角形にしたりします。 先生に「ちょっと削ったら、ボディをこんこん叩いて音を確認してみて。 けずってゆくと、音がだんだんとかわりますよ。」 と言われたので、断面が長方形のときからコンコン叩いて、 少しづつノミで削ってゆきます。 削る前の音は、「コンっ」と叩いたあと、「ん…。」 と少し音が伸びるかんじでして、 写真の状態まで削ったあとは、 「コンっ」の音が少し高い音(カンって感じ)になって、 「んんん〜〜。」と残響が伸びるかんじになってきたのです。 うおお〜! おもしれー!! 上手な人は、このコンコンで、ギターが完成したときの音がイメージできるそうです。 ぼくにはまだわかりませんが… …明らかに音が変わるのがわかるし、ブレーシングというのは 「スプルース」というやわらかい木でして、 とても気持ちよく削れて、それだけでも楽しいくらいです。 ![]() 今までギター作りを学んできたなかで、今日の作業は一番楽しいとおもいました。 |
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