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ジャーマンカーブ・エレキベース　ミリンジェ（Ver：003）の作り方

ミリンジェ・ベース　　ボディ加工-08　ジャーマンカーブ、アーチバック加工
石を埋める穴掘り	表面のスクロール部分		表面のジャーマンカーブ
機械（ルーター）の加工が終わったので、手加工で表面を仕上げていきます。 <左写真>　表面仕上げの前に、スクロール部分に穴を明けます。これは石を埋めるためのものです。 　　　　　　　パワーストーン（石）は「スギライト」で直径20ミリの球形です。　お客様が自分で持ち込まれました。 <中写真>　ノミやカンナで削り、表面を成形していきます。 <右写真>　ジャーマンカーブの段差も、カンナや紙やすりなどで滑らかな曲面に成形します。

裏面のアーチ加工	四方反りの豆カンナで成形	裏面のスクロール部分
<左写真>　表面のジャーマンカーブ同様、裏面のアーチも手加工で仕上げます。 　　　　　　　頭の中のイメージに向って、裏フタを閉めた状態で、フタもろとも、ひたすら削っていきます。 <中写真>　四方反りカンナで段差を滑らかにしているところ。　 　　　　　　　この材料「パープルハート」は硬く、杢も出ているので、削るのに気を遣いました。 　　　　　　　削った感覚は、ローズウッドに近いような気がしました。 <右写真>　スクロール部分は、大幅に削ります。　ほとんど手彫りの彫刻に近い感じです。