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クイント・ギター ネック加工-08 グリップ成形、ネック形状の比較 | |
南京カンナ |
ギターネックグリップ削り |
ネックのグリップの成形をします。 ここで使う道具は、南京カンナ(左写真)。 ネックを机に固定して、断面が四角から半丸になるように削っていきます。 他にも、前ページのスピンドルサンダーや、小刀、板に紙やすり(#150〜)を付けたものなどを使います。 ノギスでネックの厚み計りながら、直線の定規を使って削っている面が凹凸にならないように、 ヘッドやヒールにスムーズに繋がるよう慎重に削ります。 |
ギターネックの比較(手前がクイント) |
ギターヘッドの比較(下がクイント) |
ネック材のグリップ削りは、だいたい2回に分けて行います。 1回目に、大まかに荒削り(目標のネック厚+1.5oほど)をして、1週間以上放置し、その間ボディの加工などをしておきます。 2回目は、最終的に紙やすり(#400〜600)で磨いて仕上げ、フレットを打つ前の状態にします。 この方法は時間が掛かりますが、ネック材は加工中、後に反りが出ることがあり、少しでも製品の精度を上げるために、 大まかに削ってから放置し、反り(狂い)を出し切ってから仕上げるのです。 写真は、ビータギタラーズの角度つきヘッドのギター用ネック(オッキオ・ミリンジェ)と、クイントネックの比較です。 左写真では手前がクイントギター、右写真では、下がクイントギターです。 |
クイント・ギター ネック-8 |
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