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クイント・シンラインギター ボディ加工-01 構造 | ||
クイント・シンラインギター |
テレキャスター(裏側) |
テレキャスター(表側) |
まず、シンラインギターの構造を、フェンダー・テレキャスターシンラインタイプの例などで説明します。 テレキャスターのバージョン違いとして「シンライン」は有名ですが、中身が中空になっているだろうと想像できるものの ボディ構造はあまり知られていないかもしれません。 <左写真> 今回のクイント・シンラインギターのボディ <中写真> テレキャスター・シンラインタイプの作りかけのボディ。 中央の、ブリッジやPUの部分を残して、ボディ裏側から空洞部分を掘ります。 ネックの延長上(ボディ中心)に柱(ブロック)があるという構造は、ギブソンのES-335のような 「セミアコースティック」に、やや近いかもしれません。 <右写真> 中写真の状態を、ボディ表側から撮影したもの。PUの穴などが掘られています。 |
テレキャスター(完成) |
セミアコースティック構造 | アコースティックギター |
<左写真> ボディの裏側に板を接着し(空洞部分にフタをする)、いろいろやって完成すると、こうなります。 <中写真> ウチで今まで作った「セミアコースティック構造」の楽器に「ミリンジェ・Ver.002ベース」があります。 このときは、センターブロックにアフリカン・マホガニーを使いました。 <右写真> アコースティックギター(いわゆるフォークギター)では、梁(ブレーシング)はありますが、 ボディの表板と裏板をつなぐ「柱」はありません。 クイント・シンラインでは、テレキャスター・シンラインより(あるいはセミアコースティックギターよりも)ブリッジ周辺の空洞を大きくし、 表側から空洞部分を掘り、アコースティックギターの表板でよく使われる「スプルース」でフタをする構造です。 狙いとしては、よりアコースティックなニュアンスが出るようにしたい、ということです。 |
クイント・シンラインギター ボディ-1 |
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