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クイント・シンラインギター ボディ加工-11 ボディ内部の塗装 | ||
塗装前の状態 |
ミリンジェVer.001 |
塗装中 |
ボディのトップとバックを接着する前に、もうひと手間。 ボディ内部(チャンバー内壁)を塗装します。 「塗装」とはいえ、外側に施す塗装とは違い、とても簡易的なものです。 アコースティックギターの場合サウンドホールが開いているので、急激な環境(湿度)変化にされされた場合、 ボディ内面が、その影響を受けやすくなっています。 また、ボディが薄い板で出来ていることも、厚い板で作られたエレキギターよりもデリケートである理由です。 その影響を少しだけ和らげるために(木材が急激に湿気を吸わないように)、薄く塗装しておこう、というものです。 <左写真> 塗装前の状態 <中写真> 以前作ったフルアコースティックギター(ミリンジェVer.001)でも、内部を塗装しておきました。 ちなみにブレーシングは「パラレル(平行)ブレーシング」という、フルアコでは一般的な形式です。 <右写真> 塗装の方法は簡単。 いつもの塗装で最後に塗る「クリア・ラッカー」という塗料をフデで塗るだけです。 |
フデで塗っている様子 |
塗装後の様子 |
塗装後の様子 |
<左写真> 通常の、外側の塗装では「サンジングシーラー」とか「ウッドフィーラー」とか塗りますが、それらは省略します。 (塗装の詳しいページは、クイントギターの作り方、塗装編にあります) <中写真> 接着面を残し、一通り塗ったら半日くらい置いて、もう一度塗っておしまいです。 <右写真> 塗装後の様子。 |
クイント・シンラインギター ボディ-11 |
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