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クイント・シンラインギター ボディ加工-02 チャンバー加工 | ||
マホガニーのボディ材 |
チャンバーテンプレート |
トリマーを乗せたところ |
ボディ内部に空洞部分(チャンバー)を作るため、ボディを大きく掘り(ザグリ)ます。 今回のボディ材はマホガニー。通常のクイントと同様、厚さは45ミリです。 いつもはネックポケットのザグリから始めますが、今回はまずチャンバーを掘ってしまいます。 <左写真> マホガニーのボディ材。クイントでは標準的に「アフリカ産」を使いますが、今回はタイミングが悪く、 良いアフリカ産が無かったため、オッキオ用に在庫していたホンジュラス産を使いました。 <中写真> 図面に従ってテンプレートを作成。 ブリッジ下を残して、スクロールの方(ストラップピンが付くあたり)まで大きく掘ります。 しかし、フロントPUの所は掘らずに残します。 この部分はネックの接合部分に近いので、 質量が大きい方が、サスティーン(音の伸び)や接合強度の向上に有利だと思っています。 また、ボディに直接取り付けるタイプのPU(ギブソン社のP90やフェンダー社のジャズマスターなど)は PUキャビティの底面を残しておくと、取り付けしやすくなります。 <右写真> テンプレートの加工幅が大きすぎて、通常のトリマーでは台が落ちてしまいます。 よって、トリマーの台を自作することにしました。 |
トリマー台を自作 |
大まかに穴あけ | トリマーでザグリ作業 |
<左写真> 左側:自作したトリマーの台 右側:ノーマル。 この台は精度が重要ですが、空洞を掘るだけなら精度がやや怪しくても大丈夫だろうと思いました。 <中写真> ボディの表側から掘って空洞部分を作ります。 今回は掘る量が多く、軸の細いトリマーを使うので、トリマー作業の前にボール盤で大まかに穴を掘っておきます。 <右写真> テンプレートをセットし、トリマーでキレイに掘ったら完成です。 |
クイント・シンラインギター ボディ-2 |
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